優秀な人材が退職する兆候とは
今は右を見ても左を見ても人材不足。
新卒は超売り手市場の中で、高い給与が各社から提示される中で選び放題!
ブランドのある企業で好条件であっても、人が集まらないのが現在の市場ですよね。。
そんな中で、企業は人材の確保の課題も浮き彫りに!?
優秀な人材がより良い条件を求めて退職するという事態が増加しています。
優秀な人材が退職する兆候と、退職されてしまう会社の特徴について綴ってみたいと思います♪
優秀な人材とは?
私の考える優秀な人材とは、
1.自分のなりたい姿(ビジョン)がある
2.常に自分の周辺との接点を見つけられる
3.自己成長を怠らない
人材だと定義しています。
1.自分のなりたい姿(ビジョン)がある
例えば・・・
「ミランダ・カーのように自立していて美しく、子供への愛情もたっぷりでビジネスまでできる女性になりたい!」
というような理想像です。
暮らしぶりなのか、ファッションなのか、立ち居振る舞いなのか、所作なのか・・・
人それぞれ理想とするポイントは違いますが、
明確に「自分はこうなりたいんだ!」というものがある人は強いです。
2.常に自分の周辺との接点を見つけられる
私はミランダ・カーが大好きです!
でも、ミランダ・カーじゃありませんし、本人にはなれません。
でも、女性であること、子供がいることなど、彼女との共通点はいくつけ見つけることができます。
そうなった時に、自分のビジョンと自分の周辺との接点を見つけられるかどうかはとても大事です。
OLでもパートでも、仕事をする時に目標設定をしますよね。
よく「仕事は仕事、プライベートはプライベート」って切り分けてオンオフを大事に!って考えがあると思うんですけど、私は逆の考え方です。
だって、仕事ってお勤めだと大体8時間は拘束されますよね。移動時間合わせると10時間くらい。
ってなると、24時間しかない1日のうち10時間も拘束されるのに、「仕事は仕事」って割り切るの、難しくないですか?
それならいっそのこと、自分のビジョンと仕事との接点を見つけられたほうがいいと思うんです。
コールセンターのお仕事を例にすると、ミランダ・カーならガチャきりしないし、いつも機転を聞かせて楽しくお話ししてるんじゃないかしら?とか考えながらだと楽しくないですか?
そうやって、ビジョンと仕事との接点を見つけて前向きに動ける人は、とても優秀な人材です。
3.自己成長を怠らない
そして、常に自己成長できるかが優秀な人材のポイントです。
昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩ずつでもビジョンに近づくことができていたら、1年前のあなたよりも365歩もビジョンに近づいてるのです。
これってすごくないですか?
おそらく有名人・著名人という方々は、あまり見えていない部分ですごく努力をしていて、すごく知識を増やしていて、すごく知見のある方々と交流して情報を得ています。
人脈がない私たちが情報を手に入れるためには、自分から行動しなければなりません。
この3つを兼ね備えた人が優秀な人材だと、私は考えています。
3つ全部揃って優秀な人材
どれか一つだけでもダメですし、全部があってこそ優秀、というかどこででも行きていける人材だと思うのです。
もっとわかりやすくいうと、どんな仕事にも自分なりの意義を見出して自己成長していく人材って、強くないですか?
コピー一つ取るにしたって、コピーに失敗する自分なんてあんまり想像したくないじゃないですか。
そこで、「君にコピーとってほしい!」と言われるためには、いやいや仕事を引き受けるんじゃなくて、まず積極的に仕事を受ける。
そして、
・カラーなのか白黒なのか
・両面なのか片面なのか
・1ページ1枚でいいのか
・ホチキス留めはするのか(一箇所なのか)
・いつまでに誰に渡せばいいのか
・何部必要なのか
などなど、
本気でやろうと思ったらこれくらいは当たり前に依頼主と共通認識がある必要があります。
「コピーの仕事なんて・・」
じゃなくて
「この書類をコピーしたら、会議が円滑にできてお客様が喜んでくれるかもしれない!」
という意義を見出せるかどうか。
もちろん、これには自分のありたい姿(ビジョン)が見えているかどうかも大きく関わります。
優秀な人材が退職する兆候
このような優秀な人材が退職する理由として考えられるのは、
・好条件での他社への転職
が一番多く挙げられます。
兆候としては、
・上の立場の人に会社の展望について質問しなくなった
・周りは割と暇そうなのに本人だけ忙しそう
というのが考えられます。
優秀な人材は、ちょっとした仕事でも会社の理念やビジョンに反応し、お客様のことを考えて行動をします。
そのため、常に会社の将来や社会的意義についても積極的に聞いてくる人材が多いです。
それがパタリと減ってしまった時、、自分のビジョンとのマッチングができなくなった恐れがあります。
もしくは、自分のビジョンを叶えるためにより良い別の会社に出会ってしまったか・・・。
優秀な人材は評価も高いので、他社からの引き抜きにもあいやすいですよね。
そして、また別の角度からいうと、周りよりも本人だけ忙しくなっている様子が見受けられると黄色信号ですね。
優秀な人材は仕事ができます。仕事ができるからと言って、たくさんの仕事が舞い込んでくると正直負荷が大きくなりすぎます。
でも、そんな中でも自己成長を怠らないので忙しくても仕事で成果を出せるのです。
ふと・・・周りを見渡すと、自己成長のかけらもないような人たちばかりだと・・・、自分と同じような人がいる環境に行きたい!と思うものです。
優秀な人材を退職させないためには
優秀な人材は、会社への愛社精神もあるタイプが多いです。
そのため、働くのがイヤでたまらない!という退職よりも、自分のキャリアアップなどの前向きな理由で退職希望を出してくることが多いです。
この、「前向きな理由」だと引き止めづらいんですよね^^;
ただ「キャリアアップ」の中にはこちらから譲歩できるものもたくさんあります。
・給与
・待遇
・部署
など。
優秀な人材は、自分がもっと輝ける場所を求めています。
今の会社ではこれ以上輝けない、と思うから別の会社にチャレンジしたい!と思うのです。
なので、思い切って新しい部署に異動させてみたり、条件面について話し合ってみてはいかがでしょう。
そしてまた、常日頃からどんなことにワクワクするのか聞いてみてください。
どんな人に憧れてるのか、どんな生活をしたいのか。
そして、その人だけじゃなく他の社員も自己成長できる場を提供していくと他の人たちも楽しく働けるはず!
安直に給与や待遇をアップしてもダメです。
自分のビジョンと合ってなかったら、全く意味ないんですから。
ぜひコミュニケーションしてください!
一つでも多くの働く女性の笑顔が増えますように♪
そして、「優秀な部下」であるあなたは、ぜひ上司にビジョンを話してみてくださいね^^
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